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人生の小舟🚤

朝早く毎年恒例のお墓の🌱草取りに行って来ました

曇り空です

ウチのお墓の周りは蔦が多くて少し大変

私も姉もいつまでこうして来れるかな?

人生の小舟🚤_c0353163_06353638.jpg

もうすぐお盆なので

仏教のお話をさせてくださいね

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来年の今頃は新元号となり、その翌年は東京オリンピック、

こうしてどんどん進んでいく私たちの行く先は、

一体どうなっているのでしょう。



仏教では「生きる」とは、

ちょうど滝壺に向かう激流を下る小舟に乗っているようなもの、

と例えられます。

あたりを揺るがす圧倒的な滝の轟音。

引き込まれてしまえば、帰ることのできない奈落。

小舟の中の営みを一瞬でひっくり返す巨大な奔流。

そんな死の滝壺に、すべての人はいつか必ず小舟もろとも飲み込まれます。

これは、民族も、思想も、頭の善し悪しも関係ない、万人の将来です。

地球上74億の小舟がみな滝壺へ、滝壺へと向かっているのです。



今日一日で滝壺に落ちる小舟が15万以上、

昨日も15万以上の小舟が滝壺に飲み込まれ、

今日もまた15万、落下しようとしています。

いつかその中に自分の順番も来る。

人間にとってこんな一大事は他にありませんから、

これを仏教では『生死の一大事』と言われます。



そんな舟の中だから、

私たちは何を手に入れても、どんなことをしても、心底からの満足はなく、

いつも得体の知れない不安と虚しさを抱えているのです。

滝壺に向かう行く末にため息をつき、

虚しさを紛らわせようと船中で騒いでいますが、

瀑布の轟音を耳にすると、とたんにうろたえる、

何万年前から、洋の東西を問わず、繰り返されてきた人間の実態は、

今もまったく変わりません。



この『生死の一大事』の解決一つを目的とするのが、

釈迦の教えであり、浄土真宗です。


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以上、

浄土真宗の講師の方が書かれた文章をそのままのせました


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by sos-wind2 | 2018-08-07 20:35 | Comments(0)

ご覧くださりありがとうございます(*^^*)


by 過ぎゆく風
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