8月4日 ロロが家のコになった日
2016年 08月 03日
今から13年前のこと。
8月2日の東京は、ギラギラ夏の太陽が降り注いでた。
まだ外猫してたチビクちゃんもさすがにベランダにはいられず
ベランダは空っぽだった。
そのジリジリと熱いベランダに見たことない白黒ブチの子猫がやってきた。
当時、うちには
9匹の猫と、外猫のチビクちゃんがいた。
猫や犬を飼うのは黙認されてはいたものの、
ペット禁止の住宅だった。
うちは、さすがに数が多かったので、
『子猫だよ〜〜っっ!』
『ど〜〜しよ〜〜…ど〜しよ〜〜…』
と、
ベランダに居続ける子猫を見てた。
次の8月3日、
東京は台風の大嵐となった。
一日中雨だったから、子猫は来なかった。
チビクちゃんは大雨の中、ごはんをしっかり食べて
何処かに避難してた。
そして更に翌日の8月4日
台風が過ぎて、朝からまたカンカンの太陽。
ベランダにもギラギラ熱気。
もう子猫は来ないだろうな……って思ってた。
ら、また来てた。
熱いベランダのセメントに寝そべってる。
『このままだともう一人チビクちゃんになっちゃう!』
※チビクちゃんは、ジンちゃんたちの母さん猫で、生まれて数ヶ月のち母さん(チビクちゃんの母さん)がいなくなって、ネズちゃん(チィちゃんたちの母さん猫)のそばで成長した。
そして、野良猫だったネズちゃんとチビクちゃんは20日違いでそれぞれ4匹ずつ子猫を産んだ。
産んだ場所は私のトコのベランダ。
で、ネズちゃんはそのまま家猫になったけど、
チビクちゃんは人間不信が強くて、ものすごい鳴き方するので、ペット禁止とか、コネズ(ジンちゃんたちの父さん猫)が外にいたとか、色んなことが重なって、その時点では家猫にできなかった。。。
チビクちゃんを、子猫を産んだその当日に避妊手術に連れて行った。
この日は、夕立ちがあって大雨ザーザー降ってきた。
病院にチビクちゃんを置いて帰る道すがら私も何故か大泣きしてたのを覚えてる。
ちなみに、私のブログ紹介のトコに
『私の目の前で生まれた7匹のきょうだいとあるのは、チビクちゃんの産んだ子猫の1人は死産だったからです』
ココからまたロロの話。。。
で、意を決して!
8月4日
ロロは家猫に、私たちの家族になりました。
13年前のことです。
家に入ってロロは驚いただろうなぁ。
いっぱい猫がいて♪
うちの子猫たちが5才になっていた時だから
ワイワイ賑やかだったし。
ちなみに、それから何年も何年も
ホント何年も過ぎて
チビクちゃんを家猫に出来たのは、私たちに引っ越しという未来があったから。
チビクちゃんを外に置いてはいけない。
飢え死にしてしまう。
そして何より一人になるのは可哀相すぎる。。。
色んな準備、チビクちゃんを家に慣れさせるのに
大きめの二階建てケージやトイレなどを準備して、
チビクちゃんを捕まえ、家猫にした。
ケージに入れておくことによって
逃げ場をなくし、外に出るのをあきらめさせた。
色んな方法があるだろうけど、
チビクちゃんにはコレが上手くいった。
最初の1週間はチビクちゃんも大変だったけど、
徐々に家に慣れて、
慣れてからはもう外には全く出たがらなかった。
家が大好きなコに変身〜〜^ ^
そして、すぐに引っ越し予定だったのが2年先になって
信州に引っ越すひと月前に、大好きな家で亡くなりました。
その家で、チビクちゃんは自分の娘たち、サンちゃんとアオちゃんをそばで看取りました。
チビクちゃんの写真。
あれ?
ロロの話がチビクちゃんになっちゃいました。
猫の一人一人にこうした長い話があって、
ホント、命の尊さというか、重みを感じます。
今写真を撮ったばかりのロロ。
チィちゃんたちがいなくなったせいか
ロロがだいぶ年をとった気がします。
____
愛されて暮らす動物たちをブログで見てると、
それはもう家族のように思えてくる。
フクちゃんの喜びも悲しみも全部。。。
。。。生きて生きて生き抜こうね。。。
8月2日の東京は、ギラギラ夏の太陽が降り注いでた。
まだ外猫してたチビクちゃんもさすがにベランダにはいられず
ベランダは空っぽだった。
そのジリジリと熱いベランダに見たことない白黒ブチの子猫がやってきた。
当時、うちには
9匹の猫と、外猫のチビクちゃんがいた。
猫や犬を飼うのは黙認されてはいたものの、
ペット禁止の住宅だった。
うちは、さすがに数が多かったので、
『子猫だよ〜〜っっ!』
『ど〜〜しよ〜〜…ど〜しよ〜〜…』
と、
ベランダに居続ける子猫を見てた。
次の8月3日、
東京は台風の大嵐となった。
一日中雨だったから、子猫は来なかった。
チビクちゃんは大雨の中、ごはんをしっかり食べて
何処かに避難してた。
そして更に翌日の8月4日
台風が過ぎて、朝からまたカンカンの太陽。
ベランダにもギラギラ熱気。
もう子猫は来ないだろうな……って思ってた。
ら、また来てた。
熱いベランダのセメントに寝そべってる。
『このままだともう一人チビクちゃんになっちゃう!』
※チビクちゃんは、ジンちゃんたちの母さん猫で、生まれて数ヶ月のち母さん(チビクちゃんの母さん)がいなくなって、ネズちゃん(チィちゃんたちの母さん猫)のそばで成長した。
そして、野良猫だったネズちゃんとチビクちゃんは20日違いでそれぞれ4匹ずつ子猫を産んだ。
産んだ場所は私のトコのベランダ。
で、ネズちゃんはそのまま家猫になったけど、
チビクちゃんは人間不信が強くて、ものすごい鳴き方するので、ペット禁止とか、コネズ(ジンちゃんたちの父さん猫)が外にいたとか、色んなことが重なって、その時点では家猫にできなかった。。。
チビクちゃんを、子猫を産んだその当日に避妊手術に連れて行った。
この日は、夕立ちがあって大雨ザーザー降ってきた。
病院にチビクちゃんを置いて帰る道すがら私も何故か大泣きしてたのを覚えてる。
ちなみに、私のブログ紹介のトコに
『私の目の前で生まれた7匹のきょうだいとあるのは、チビクちゃんの産んだ子猫の1人は死産だったからです』
ココからまたロロの話。。。
で、意を決して!
8月4日
ロロは家猫に、私たちの家族になりました。
13年前のことです。
家に入ってロロは驚いただろうなぁ。
いっぱい猫がいて♪
うちの子猫たちが5才になっていた時だから
ワイワイ賑やかだったし。
ちなみに、それから何年も何年も
ホント何年も過ぎて
チビクちゃんを家猫に出来たのは、私たちに引っ越しという未来があったから。
チビクちゃんを外に置いてはいけない。
飢え死にしてしまう。
そして何より一人になるのは可哀相すぎる。。。
色んな準備、チビクちゃんを家に慣れさせるのに
大きめの二階建てケージやトイレなどを準備して、
チビクちゃんを捕まえ、家猫にした。
ケージに入れておくことによって
逃げ場をなくし、外に出るのをあきらめさせた。
色んな方法があるだろうけど、
チビクちゃんにはコレが上手くいった。
最初の1週間はチビクちゃんも大変だったけど、
徐々に家に慣れて、
慣れてからはもう外には全く出たがらなかった。
家が大好きなコに変身〜〜^ ^
そして、すぐに引っ越し予定だったのが2年先になって
信州に引っ越すひと月前に、大好きな家で亡くなりました。
その家で、チビクちゃんは自分の娘たち、サンちゃんとアオちゃんをそばで看取りました。
チビクちゃんの写真。
あれ?
ロロの話がチビクちゃんになっちゃいました。
猫の一人一人にこうした長い話があって、
ホント、命の尊さというか、重みを感じます。
今写真を撮ったばかりのロロ。
チィちゃんたちがいなくなったせいか
ロロがだいぶ年をとった気がします。
____
愛されて暮らす動物たちをブログで見てると、
それはもう家族のように思えてくる。
フクちゃんの喜びも悲しみも全部。。。
。。。生きて生きて生き抜こうね。。。
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pinochiko at 2016-08-03 13:31
こんにちは。
今、休み時間でお昼を食べながら見ていたのですが、最後の最後で泣きそうになりました。
フクちゃんに思いを馳せてくれて本当にありがとうございます。
私は実家で猫を飼っていたことがあるのですが、なぜかその時はそんなに猫バカでもなく、
そしてその猫が亡くなったとき、私はアメリカにいて、なんとなく死の実感がなくて。
なので今回のフクちゃんのことが実質、初めての経験なのです。
リンパ腫と聞いた時の血が沸き立つようなざわつく感じ、母の病気を聞いた時と同じでした。
入院中は泣くばかりでしたが、今はもう大丈夫。
たくさんの猫さんを見送ってきたsos-wind2さんには、見習うべき点がたくさんあるでしょうね。
これからもフクちゃんをよろしくお願いします。
ロロちゃんも元気で長生きするんだよ!
今、休み時間でお昼を食べながら見ていたのですが、最後の最後で泣きそうになりました。
フクちゃんに思いを馳せてくれて本当にありがとうございます。
私は実家で猫を飼っていたことがあるのですが、なぜかその時はそんなに猫バカでもなく、
そしてその猫が亡くなったとき、私はアメリカにいて、なんとなく死の実感がなくて。
なので今回のフクちゃんのことが実質、初めての経験なのです。
リンパ腫と聞いた時の血が沸き立つようなざわつく感じ、母の病気を聞いた時と同じでした。
入院中は泣くばかりでしたが、今はもう大丈夫。
たくさんの猫さんを見送ってきたsos-wind2さんには、見習うべき点がたくさんあるでしょうね。
これからもフクちゃんをよろしくお願いします。
ロロちゃんも元気で長生きするんだよ!
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sos-wind2 at 2016-08-04 19:48
> pinochikoさん
ホントにホントに辛い経験でしたね。。。
フクちゃんはまだ5歳だもの。。。
だけど、フクちゃんは頑張って生き抜くから大丈夫。
pinochikoさんとおとうさんとのんちゃんメイちゃんと、幸せな時をたくさん生きてほしいです。
私は、病院で亡くしたコが3人いて……
病院で死なすのだけはイヤだ…と、いつも思ってきました。
最後は家で、大好きな家で死なせてあげたいって……。
病院によっては、もうダメな場合、家に帰さず病院で看取るところがあるから、
泣いて言葉にならない時、自分の意思を伝えられるように。。。
ああ、文章がまとまらなくなってしまいました。
死なせてあげたいなんて言ってごめんなさい!
フクちゃん、一生懸命生きるんだよ。
pinochikoさんとおとうさん、のんちゃんメイちゃんの側で
一生懸命生きようね。
ホントにホントに辛い経験でしたね。。。
フクちゃんはまだ5歳だもの。。。
だけど、フクちゃんは頑張って生き抜くから大丈夫。
pinochikoさんとおとうさんとのんちゃんメイちゃんと、幸せな時をたくさん生きてほしいです。
私は、病院で亡くしたコが3人いて……
病院で死なすのだけはイヤだ…と、いつも思ってきました。
最後は家で、大好きな家で死なせてあげたいって……。
病院によっては、もうダメな場合、家に帰さず病院で看取るところがあるから、
泣いて言葉にならない時、自分の意思を伝えられるように。。。
ああ、文章がまとまらなくなってしまいました。
死なせてあげたいなんて言ってごめんなさい!
フクちゃん、一生懸命生きるんだよ。
pinochikoさんとおとうさん、のんちゃんメイちゃんの側で
一生懸命生きようね。
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pinochiko at 2016-08-06 23:22
私も猫を看取るのは自宅でしたいです。
唯一の心配は、夫婦とも仕事に行っていて誰もいないときに亡くなることです。
危なそうなときは目いっぱい有休とるつもり!
そんな日がまだまだ来ないことを祈るばかりですが・・・。
唯一の心配は、夫婦とも仕事に行っていて誰もいないときに亡くなることです。
危なそうなときは目いっぱい有休とるつもり!
そんな日がまだまだ来ないことを祈るばかりですが・・・。
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sos-wind2 at 2016-08-07 10:56
> pinochikoさん
そうしてあげるのが、一番いいと私も思います。
万が一おかあさんおとうさんが留守だったとしても
大好きな自宅で……
私のタロは大きなガンが薬で消えました。
ガンとは別のことで亡くしました。
薬でフクちゃんのガン細胞が小さくなるかもしれません。
まだまだ元気にしてくれてるフクちゃんと、いっぱい共に幸せに過ごしてくださいね。
そうしてあげるのが、一番いいと私も思います。
万が一おかあさんおとうさんが留守だったとしても
大好きな自宅で……
私のタロは大きなガンが薬で消えました。
ガンとは別のことで亡くしました。
薬でフクちゃんのガン細胞が小さくなるかもしれません。
まだまだ元気にしてくれてるフクちゃんと、いっぱい共に幸せに過ごしてくださいね。
by sos-wind2
| 2016-08-03 09:55
| 猫暮らし…最終章ロロとの日々
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