『なぜ生きる』・・・

8月3日、『朝日新聞』に、
【戦後70年を読む】と題して、
「これからの日本を考えるための70冊」が、
大々的に紹介されていました。


その1冊に、
『なぜ生きる』(1万年堂出版)が、選ばれていました。


『なぜ生きる』とは、
親鸞聖人のお言葉で、
古今東西 変わらぬ人生の目的が
明らかにされている書です。



苦しい人生、なぜ生きる?

そんなにまでして、なぜ生きる?

その答えを、明らかになされた方が、親鸞聖人です。



親鸞聖人は、

わたしたちの人生を「海」に例えて、

「難度海(なんどかい)」と仰っています。


ただの海ではなく、

渡ることが難しい海、「難度海」と、いわれているのは、

“苦難”“困難”“災難”など、

いろいろな波が、絶えず、押し寄せる……

それが、人生だからですね。


一つの波を乗り越えて、やれやれ、と、ホッとするのも、束の間で、

すぐに、次の波が、やってくる。


その苦しみも、奮起して克服しても、また別の苦しみがやってくる。


ちょうど、右肩の荷物を、左肩に移しかえたようなもので、

結局は、苦から苦への、綱渡り。

苦しみの連続、それが人生なのだよ、と、親鸞聖人は教えられているのです。



考えてみると、

小学生は小学生なりに、

イジメられたり、

能力や容姿のことなどで自信を失い、

存在意義が分からなくなって、

悩みを抱えている子も 多いでしょう。


それから進学し、社会人となって、結婚して、子供や孫が生まれ、

老いを重ねて、人生風景が いかように変わろうとも、


職場や家庭での人間関係の苦しみ・・・

借金の苦しみ・・・

病の苦しみ・・・

介護の苦しみ・・・

次から次と「苦しみの波」に襲われる。。



親鸞聖人が お生まれになられたのは、800年前でありますが、

科学の進歩が めまぐるしい今日、

スマホで、世界中の情報が瞬時に分かり、

携帯電話で、どこにいても、誰とでも つながれるようになり、

便利な時代になりましても、

年間3万人近くが、この日本で、自ら命を断っています。


戦後70年、

かつてないほどの豊かさを享受していても、

“苦難”“困難”“災難”の波に襲われる

人生の本質は、すこしも変わらないのだと知らされます。



そんな、苦しみ悩みの難度海を、明るく楽しく渡す大船あり!と

親鸞聖人は、『教行信証』冒頭に、宣言されています。


その“大船”に乗せていただいた時、

人間に生まれることができてよかった・・・

この身になるための人生だったのか・・・と

「なぜ生きる」の答えが、ハッキリする時です。


以上、
親鸞聖人の教えを学べる講座を開催されている方から届いたメールです。
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by sos-wind2 | 2015-08-14 08:37 | なぜ生きる | Comments(0)

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